新規事業おじさんのつぶやき Vol.13 や....やっちまいました。
今回のタイトルは、何だ、これは?と思われそうなタイトルですが、大真面目な話です。
新規事業プロジェクトは誰もやったことのない、経験したことのないことの連続です。
なのですが、上司、同僚、関係部門の皆さんは、何か言われたら、なんらかの意見を述べなくてはならない。
わからなくても、述べなくてはならない。
それで、こういうことを調査したい。こういう方向で動いてみたいと発言すると何が起こるか。
決して、誰も悪意などなく、考えられる限りのことを皆さん言うわけです。
で、それは往々にして、「それをやる意味あるの?」、「その対象でいいの?」....新規事業担当者の心が折れそうになる場面です。
決して、誰も悪意などなく、良かれと思って言ってくれているとわかっていても....なかなか辛い場面に遭遇します。
では、新規事業担当者はどうすればよいのでしょう。
これをやってみないと何もわからない。他により良い策も思いつかない。
ならば、やっちまうことです。
かかるのは自分の労働時間だけです。
やっちまえば、わかること、見えることがあります。
はずすこともたくさんあります。
でも、覚えておいてください。
だんだん、精度が上がりだすんですよ。
新たなアドバイスをくれる人が出てくるんですよ。
それを積み重ねることです。
や...やっちまいました。 この意味をおわかりいただけたでしょうか。
できないことはみんなでやろう。
(本稿は2022年に公開した記事の再掲です。)