新規事業おじさんのつぶやき Vol.4 他社と一緒に新規事業を立ち上げる
私はビジネスパーソン 37歳のおっさんですが(じじいではありませんぞ....爆)、他社と一緒に新規事業を立ち上げる、運営に携わるということを通算10年やっていることに昨晩気づきました。ビジネス人生の4分の1以上ですから、それなりに経験を積ませてもらってきたのだなと感慨深いものがあります。
一番緩い形態である「提携」から、ぐいっと踏み込んだ「JV会社」と、経験を積んできました。過去の経験をふりかえって思うのは、「別の会社」の人々が集まって、一緒に事業を立ち上げることは本当に難しいということです。
具体的には、こんなことが挙げられます。
・どうしても、各人が「自分の会社」を背負っており、無意識のうちに壁を作ってしまう。
・といって、「自分の会社」を忘れて良いわけでもない。
・「相手の会社」を理解しようとするのは大事だが、「自分の会社」のことを後回しにしていると見られて、白い目にさらされる。
...とまあ、挙げて行くと、出るわ出るわ....という仕儀になります。
そんなことをいろいろ経験して思うことがあります。
やっぱり、これを忘れてはいけないと思うのです。
何のために、わざわざ、労力を使い、気を遣うことばかりになるのに、他社と一緒に新規事業を立ち上げるのでしょうか。
答はこれだと思うのですよね。今や、私の心のよりどころともいえるメッセージです。
できないことはみんなでやろう。
(本稿は2022年に公開した記事の再掲です。)